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リアサス関係をセットして車の完成 




リアサス関係をセットして車の完成




さてさて、いよいよ最後のセクションです。
まずはカーボンサスプレートをセットして、
モーターケースとメインシャーシを結合しましょう。
この部分をセットするときの注意点はプラ製のハウジングの
バリをしっかりとるということです。
ランナーから切り出したあと、しっかりと切り出し面のバリをとっておかないと、
本来のサスプレート作動ポイントとは違ったところでピッチ&ロールが
制御されてしまいます。




リアスプリングも忘れずにセットしましょう。
モーターケースを組み付ける際にあらかじめスプリングをセットしておけば
作業も楽ですが、写真のようにちょっとサスプレートをロールさせた状態にして、
モーターケースとメインシャーシの隙間からセットすることも可能です。
これに慣れると、スプリング変更をするときなどにわざわざモーターケースを
外す必要がなくなります。
ただし、なにごとも力加減が重要ですので、あまり力を入れすぎないように
注意しましょう。




今度はエンジン(モーター)をセットします。
バックラッシュ調整用のカラーのバリもしっかりと取ります。
こういった樹脂パーツは同じように見えて個体差が結構ありますので、
多少多めに削って薄い紙テープ(マスキングテープが楽)などで、
バックラッシュを微調整すると、ギヤ鳴りが静かになるでしょう。
よく、「F1はもともとうるさいものだから」とギーギー鳴ったまま
走行してる車がいますが、音がしてる = それだけパワーをロスしてる
ということですので、静かな駆動音にこだわりましょう。




エンジンをセットする際の最重要注意点。
上から固定するプレートのネジは絶対に締めすぎないこと。
この部分を力任せに締めこんでしまうとギヤ鳴りがしてしまいます。
ネジがとまるまで寸前まで締めこんだら、実際にエンジンを回して音の出具合を見ながら、
微妙にネジを緩めてみましょう。静かなポイントがあるはずです。
ただし、これも限度がありますので、エンジンがカタカタ動くようだと、
スロットルオン&オフの際の挙動に影響が出ます。
その場合は、バックラッシュ調整用カラーの位置を再調整からやり直しましょう。

2006.09.27 加筆 と、言っといて最近自分の車はエンジンがカタカタな状態です(笑)
やっぱり限度はありますが、かなり緩めても大丈夫です。




次はピッチングダンパーの取り付けです。
まずはメス側を取り付けます。
この取り付け部分はネジが非常に緩みやすいので、ネジロック剤等を用いて
緩み防止をしましょう。

ネジロック剤はほんの少しの塗付で充分です。




次にオス側です。
この部品は加工精度の差がかなり激しく出ています。
購入する際にできるだけまっすぐになっている物を選ぶようにしましょう。

ここが「へ」の字のように曲がって取り付いているものは、
スロットルオフの際の荷重移動が適正に行なわれません。




この部分もスムースに作動するように、テフロンコート剤を使用するとよいでしょう
よくグリスを詰めて~なんてことも聞きますが、このサイズのストロークでは
返って悪影響だと思います。

スロットルオン&オフ時の作動をスポイルしないほうが
「左手で曲がる」操作にはよく車がついてくるでしょう。

また、オス側部品を取り付けるネジも締め込み加減に注意が必要です。

ここもギヤ鳴り音と相談しながら締め込みましょう。






ようやくタイヤをセットします。
MIAではどこのサーキットにいっても、フロント40度 リア20度

で、走り始めます。室温によってはフロント30度もアリですね。


リアタイヤは新品状態が一番グリップするように見えますが、実際は一皮向けたあたり、
パーティングラインが消える頃が一番おいしいと思います。

2006.09.27 加筆 最近のタイヤはかなり柔らかいためグレーニングが消える
5分山あたりがいい場合も。

フロントタイヤはもうちょっと使った部分、7分山くらいがハンドリングが良好です。
ノーマルモーターを使用して走ってる場合は、フロントタイヤ1セットに対して、
リアタイヤ2セットを消費するくらいのバランスです。

Xモーター使用時もタイヤの使い方は変わりませんが、タイヤを消耗するスピードが
段違いに早いです。

また、サーキットによってはフロントグリップを下げたい場合もあります。
(オーバーステア気味の路面)
この場合、フロントタイヤの硬度を上げるよりも、40度タイヤで
より磨耗しているタイヤを選ぶほうがハンドリングに対しての影響が少ないです。

初めていくようなサーキットの場合、新品・7分山・4分山の40度タイヤを
持っていくとかなり安心です。

おっと、もちろんタイヤステッカーも忘れずに(笑)




ホイールにタイヤを組み付けたら、一周かるーく見回し、溝がまっすぐになるように
調整しておきましょう。
ホイールの取り付け際、もっとも注意したいのは右のリアタイヤです。

この部分はホイールの精度や痛み具合によって、ナットを完全に締め込んでも
左右方向にガタが出る場合があります。

この部分のガタは巻き込みの原因になりますので、DD車には絶対許されません。
ガタがある場合は、ベアリングとホイールの間にシムを入れてガタなく、
かつスムースにデフが差動するように調整しましょう。







さて、締め込み用のナットですが、ここもひと工夫しましょう。
ここで、このコーナー初(笑)の図解です。
ロックナットを横から見ると、図のような形状をしています。
B側にナイロンロックがあるため、通常はA側をシャーシに向けて締め込んでいきます。

ただこの場合、ベアリングの外周にAの面が接触しやすいため、左右方向のガタのないように
締め込むとベアリングの回転をスポイルすることがあります。

まっすぐつけるのに若干のコツがいりますが、Bの面をシャーシ側に向けて締め込むことで、
ベアリングの回転をスポイルすることなく、左右方向のガタを減じることが可能です。
特にフロントタイヤをとめる場合に有効になります。




ガタがなく、かつスムースにタイヤが回転するように、チェックをしながらナットを
締め込んでいきましょう。
ここも、力任せに締めてしまうと、回転が渋くなるばかりかナックルを破損して
しまうこともあります。


丁寧に車の状態を見ながら締めましょう。




さて、最後にフロントバンパーをつけて完成です。

本当はこんなパーツつけたくないんですが、
さすがにワンクラッシュ→即ウイング破損では目も当てられません。
(まあそれはそれでリアリズム満点ですが(笑))
クリアパーツなので、まだ我慢して取り付けられますね。

また、クラッシュを多くするとバンパーパーツは当然のごとく壊れます。
だからといって、社外OPで売られてるカーボンバンパー等をつけるのは愚の骨頂です。
バンパーは壊れることでその衝撃を吸収・拡散する役目を負ってます。
メインシャーシ他へのインパクトを最小減にするためにも、純正パーツを使用しましょう。







クリアバンパーもやはり樹脂製、製品誤差が存在します。
ボディも誤差が当然ありますので、フロントウイングへの取り付け穴位置が
微妙にずれています。
この部分をほんの少し大きめに広げてやることで、クラッシュ時の
フロントウイング破損をかなり抑えられます。

ただ、やはりここも程度問題。
ガタガタになるまで広げると、今度はメインシャーシを傷めることになりますので
ほどほどに。


ようやく車の形に戻ったところで、組み立て編は終了です。


最後に、最新のMIAセットのご紹介。

トーインタイロッドはノーマルまたはオプションの+0.2を使用。
もっともこの辺りは好みの問題ですね。

フロント、ピッチング、リアのスプリングはすべてグリーンを使用。
ピッチングのスプリングに関しては好みでイエローの場合もあります。
またシムの枚数で若干初動を調整していますので、ここも走らせた好みで変更。

・・・・と、ここまで書いておいて声を大にして、宣言します。

このセットを真似たからといって、

車の動きは絶対同じにはなりません

ミニッツF1に限らずですが、まったく同じ部品を使ったとしても
まったく同じ挙動には絶対になりません。
製品の微妙な誤差のほかに、各自の組み立て方が走行性能に大きく影響するからです。
ネジの締め方、ナットの締め方、タイヤのつけ方、、etcと、文字や画像だけでは伝わらない部分が
実はもっとも重要なのです。

こういったことは、実際にコースで走らせている上手な方に聞いたり、
その車を触らせてもらったりすることで身につけるしかありません。

ネットで薀蓄を検索するよりも、コースにいって他の人たちと情報交換したほうが、
数倍得るものが大きいです。

なんて、最後にこのコンテンツ自体を否定するようなことを書いて〆(笑)
[ 2004/06/07 19:45 ] Tips | TB(0) | CM(0)

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